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2012年08月20日

2012年9月(長月)コース

旧暦の9月を長月と呼びますが、長月の由来は、「夜長月(よながつき)」の略であるとする説が最も有力で他に、「稲刈月(いねかりづき)」が「ねかづき」となり「ながつき」となったという説や、「稲熟月(いねあがりづき)」が略されたものという説があるようです。また、寝覚月(ねざめつき)紅葉月(もみぢづき)菊月(きくづき)の別名もあるようです。 
 
台風襲来、秋の長雨と天候が変わりやすい頃。月はじめは残暑が残りますが、秋分を迎えると昼よりも夜が長くなり、秋が深まります。行事も多く、第3月曜日の「敬老の日」は、高齢者を敬愛し長寿をお祝いします。その他にも、重陽(旧暦9月9日の節句で、「菊の節句」とも呼ばれました)、十五夜(旧暦8月15日の月を「十五夜」、「中秋の名月」といいます。新暦では9月の半ばから10月の初め頃になります)、二百十日、秋分の日、彼岸なども…。
 
二百十日・二百二十日…立春から数えて210日目を「二百十日(にひゃくとおか)」、220日目を「二百二十日(にひゃくはつか)」といって、旧暦8月1日の「八朔(はっさく)」とともに、古くから台風に見舞われることが多い農業の厄日とされてきました。この頃は、ちょうど「八十八の手間をかけて」育ててきた稲の開花の時期に当たり、秋の実りを間近に控えての暴風雨は、稲をはじめ農作物の収穫の大敵でした。統計上も、大きな台風は二百十日から9月下旬に襲来することが多くなっています。古来、各地で二百十日、二百二十日の風を鎮め、五穀の豊穣を祈る「風鎮めの祭り」や「風の盆」が行われています。
 
食材も豊富に揃いだし魚介類では、秋刀魚、鮭、鯖、カマスなど、野菜、果実も、秋茄子、薩摩芋、里芋、無花果、葡萄、栗、そして菓子は月見団子、おはぎ(彼岸)と食欲の秋です。

そんな9月の献立はサザエ、松茸、秋鱧(ハモ)、鰻、秋茄子、無花果、鯛など旬の食材を楽しむコースに仕上げました。秋の訪れを存分に味わえる内容となっています、〆の本格握りと共にお愉しみ下さい。

【5000円コース】
2012年9月(長月)コース

・サザエのつぼ焼き、もしくはお刺身
・松茸と秋鱧(ハモ)の土瓶蒸し
・鰻と秋茄子の玉子とじ
・無花果(イチジク)の天ぷら和牛のたたき
・鯛の丹波蒸し
・職人が握る 選べる握り6貫 
・稲取産伊勢海老のお味噌汁
・デザート


【4000円コース】
2012年9月(長月)コース

・サザエのつぼ焼き、もしくはrお刺身 
・松茸と三河地鶏の土瓶蒸し
・鴨と秋茄子のすき焼き
・ずわい蟹と茸の朴葉焼き
・職人が握る 選べる握り6貫
・伊豆稲取産伊勢海老のお味噌汁
・デザート


【3000円コース】
2012年9月(長月)コース
 
・サザエのつぼ焼き
・鰻と秋茄子の玉子とじ 
・土瓶蒸し
・茸の天婦羅
・日替り寿司屋のまかない丼
・汁物


各種、ご宴会にご利用下さい。
(飲み放題は+1500円(90分)+2000円(120分)とご用意しています)



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Posted by きくいち at 08:54│Comments(0)コース料理

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