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2017年01月31日

平成29年の恵方は「北北西やや右」です

早いもので1月も今日で終わり、明日から2月。2月と言えば節分…今年の節分の日は、2月3日です。節分はここ30年程ずっと2月3日なので 「毎年2月3日が節分の日」と思っている人が多いのですが、それは間違いです。実は2月2日になったり2月4日になったりします。

この節分の日はどのように決まっているのかはてな
節分とは「季節の分かれ目」という意味があり、季節が変わる前日のことを指しています。
ここでいう季節とは、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」のこと。しかし現代において節分といえば、「豆まき」や「恵方巻き」を食べる日、「立春」(2月4日頃)の前日のみを指します。これは昔、冬から春になるのを1年の始まりと考えていて、今でいう「大晦日」のように「明日から新しい年」というように特別な日と捉えられていたからです。

平成29年の恵方は「北北西やや右」です

立春とはいわゆる季節のことです。立春・立夏・立秋・立冬などの他にも、夏至や冬至、大寒など、365日を24の季節で表した「24節気」というものです。そしてこの季節は「地球と太陽の位置関係」が関係しています。

平成29年の恵方は「北北西やや右」です

24節気の一つ夏至(冬至)は一年で1番日照時間が長い(短い)日というのは有名ですが、これは地球と太陽の位置関係によって決まるのです。 太陽と地球は日々、自転と公転を繰り返していますが、一年周期で地球と太陽の位置関係は変動します。

太陽は約一年かけて地球の周りを一周しますが、 地球は地軸が傾いているため、日本から見た太陽の角度は毎日変動します。これが「日照時間」や「四季の気温の違い」を生み出しているのです。また、この太陽が通る見かけ上の通り道を「黄道」と言います。
太陽は黄道を約一年かけて一周(360度)しますが、360度をほぼ24等分した点をそれぞれ1年の季節の名称に割り当て、 太陽の黄道の位置の点よって季節が定まっています。つまり、太陽が15度進む毎に(15日経過の度)、 新しい24節気の季節がやってくるのです。

太陽がどうとかややこしい説明になりましたが、簡単に言うと、1年をほぼ24等分して季節の名称を割り当てているということです。
しかし、1年は365日なので、きっちり24分割できず、毎年ズレが生じます、ですので節分が2月2日になったり2月4日になったりするのです。


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Posted by きくいち at 10:19│Comments(0)寿司ネタ

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