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2017年03月23日

2大会連続準決勝敗退(2017年WBC)

野球日本代表「侍ジャパン」野球は昨日行われた、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝(ドジャースタジアム)で米国と対戦し、1-2で敗れ、2大会連続で準決勝敗退に終わりましたわーんしかし、初の決勝進出を果たした米国の名将ジム・リーランド監督は、侍ジャパンの戦いぶりを絶賛し「本当に感銘を受けた」と敬意を表していましたびっくり

2大会連続準決勝敗退(2017年WBC)

オールスター級の選手を打線に揃えた米国打線は、侍投手陣を打ちあぐねた。ヒット数は、米国投手陣の前に沈黙した日本打線より2本多かったとはいえ、6安打と苦戦。2得点は、いずれも日本の守備のミスが絡んで奪ったものだった。「彼らは基礎に忠実な、しっかりしたチームだ。それは知っていた。でも、彼らの投手にどれだけ感銘を受けたかは伝えられない。本当に良かったと思う。外角いっぱいに速球をコントロールしていた。3ボールからスライダーを投げた。かなり印象的だった」リーランド監督はこのように日本の投手陣を称え、特に先発・菅野智之投手の投球を「メジャーリーグ級」と表現。6回3安打1失点(自責0)6奪三振1四球の快投劇は、1997年にマーリンズを世界一に導き、パイレーツやタイガースでもスーパースターを手懐けて好成績を残し続けた名将に鮮烈な印象を残したようですびっくり

2大会連続準決勝敗退(2017年WBC)

投手陣だけでなく、基礎を徹底し、細かいプレーを忠実にやってくる日本の野球にもあらためて「感銘を受けた」という。ただ、筒香や中田といった大砲を擁する今回の侍ジャパンは、従来の「スモール・ベースボール」とは少し違う印象を敵将に与えたようです。「本当に感銘を受けた。前もって知っていたけどね。彼らは我々とは少し違う戦い方をするが、正直に言って、今日彼らはいくつかエラーを犯したとは思う。とても守備的だった。試合を正しく行った。スモール・ベースボールとリトル・ビッグボールの合いの子をやっていた。正直に言って、我々がするようなビッグ・ベースボールとまではいかないけれどね。バントをして、走者を動かして、盗塁した」

チームとしての実力差はほとんどなかった。だからこそ、ミスが勝敗を分けた。4回は名手・菊池のエラーをきっかけに先制点を献上。同点の8回には、1死二、三塁のピンチで松田が三ゴロをファンブルし、三塁走者の生還を許した。結果的に、これが決勝点に。リーランド監督も、小さなミスにこそ最も大きな「差」があったと指摘している。

「(差は)1点だった。我々がボールに当てたこと。(決勝点が入った8回は)二塁と三塁に走者がいた。(バットに)ボールを当てて、(三塁走者の)クロフォードが得点した。日本はボールを少しファンブルした。決定的な場面で1つのミスをした。それで我々はアドバンテージを得た。でも、それはチームの差じゃない。言ったように、ミスでアドバンテージを得た。まさにこの一言に要約されている。今日、日本(の投手陣)はとても良く投げた。我々がほんの少し良かっただけだ」

2大会連続準決勝敗退(2017年WBC)

勝ち運がなかったとしか言いようがない。この試合に関して言えば、米国の手厚いブルペンを考えると先手を取ることが必須だったけれど逆になった。ここまでミスにつけこんでいたチームが逆にミスを犯し、そして打てなかった。ただ戦い方や選手個々の能力としてはオランダ、プエルトリコ、米国の3チームに劣っているものがあるとは思わなかった。勝つチャンスはあった。
ただ世界一が目標であったのならば、反省点をみつけて、足りない部分を東京五輪までに埋めていかなければ、単なる負け損になってしまう。動くボール対策についても、本来ならば、ひきつけるのが基本だが、150キロのツーシームに対して、ひきつける意識が強すぎると全部詰まる。センターから逆方向へは対策にはならなかったのだろう。見たことのないようなボールに、どう折り合いをつけるかは、もう個々の技術でしかない。一方、菅野や千賀のフォーシームに米国打線も対処できていなかった。そう考えると能力差はないのだ」

侍ジャパンは、米国のスター集団を驚かせた。1-2のゲームを決して紙一重の戦いではなく、実力差だったという人もいるのかもしれないが、そもそも戦いの条件が違うのである。バリバリのメジャーリーガー相手に、大谷翔平もメジャーリーガー投手も抜きで立ち向かった侍ジャパンには、健闘の拍手を送るべきなのかもしれないキラキラ

2大会連続準決勝敗退(2017年WBC)

日本ラウンドは6戦全勝と快進撃を見せたが、最終的には2大会連続4強という結果に終わった。健闘は光ったものの、最後は打線がメジャー投手陣の前に沈黙し、小さなミスから最大の目標に掲げていた世界一奪還を逃したことも事実。わずかな「差」を埋めるための戦いが、これから始まる上昇


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