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2017年02月23日

平成29年丁酉2月4日 立春朝搾り

今月はイベントごとが多く、特にRCの行事も重なり多忙な毎日です汗満
昨日も新入会員のオリエンティションがありました(今年度3人目の入会者が決まりホッとしていますにやり)店に戻り様子を見てから、少し早めにあがって一人晩酌…自分だけの時間を少し取りました。
大好きな日本酒、今年、呑み損じた若竹立春朝搾りがあり、少し時期はズレてしまいましたが今年の新酒を楽しみました熱っぽい

2 月4 日は立春の日。立春の日は旧暦のお正月にあたります。その前日の夜、節分に豆まきをするのは、邪気を払い福を呼び込み、新しい春を迎えるため。一年でもっとも寒い時ですが、みぞれ雪が降る中にも梅がほころび始めるなど、この日から寒さも和らぎ、日射しものびていきます。2017年の干支は丁酉(ひのととり)。正式には立春のこの日から干支が改まります。春を迎えるめでたき立春の日にふさわしい祝い酒が〈立春朝搾り〉。節分の夜から一晩中、もろみを搾り続け、立春の早朝に搾りあがったばかりの生原酒を、 その日の夜に消費者の所に届けられます。朝できたばかりのお酒を夜に飲めるのだから、このうえなく新鮮。もちろんいっさいの火入れをしない生酒、しかも原酒です。酒蔵でしか味わえないフルーティな香気と、躍動感あふれる生まれてたて新酒の味わいを居ながらにして楽しめます。

平成29年丁酉2月4日 立春朝搾り

搾り上がりが2月4日と決まっている立春朝搾りは、できあがりが早すぎたり遅くなったりしないいよう、完璧な管理と微妙な調整が必要。「大吟醸より神経を使う」という杜氏さん泣かせのお酒なのです。また、搾り上がったらすぐに瓶詰めして出荷しなければならないため、この日、蔵人たちは夜中から、ときには徹夜での作業を行います。

立春朝搾りをその日のうちに飲んでいただくため、蔵元の近郊の酒屋さんが早朝から自ら蔵に足を運んで、瓶詰めや出荷の作業をお手伝いをするそうで、注文分のお酒を直接蔵から運び出し、消費者の元に届けてくれるのです。また、酒屋さんは基本的に注文分しか持ち帰らないため、確実に入手するためには予約が必要です。

立春朝搾りは蔵元近郊の「立春朝搾り参加加盟店」が直接、蔵から持ち帰ります。ということはつまり、それぞれの銘柄は基本的に、蔵元の地元&近郊地域でしか買えません。地域限定酒。「その地域のお酒を造る人、届ける人、飲む人が、一緒に春の到来を祝う」という地酒ならではの意味合いも込められた、イベント酒でもあるのです。
蔵元・酒販店さん総出の出荷作業の合間には、近隣の神社の神主さんによるお祓いが行われます。
お酒を造る人・届ける人・飲む人……〈立春朝搾り〉に関わるすべての人の無病息災、家内安全、商売繁盛を祈願。皆さまに幸多かれと、穢れのない新酒。(2017年の今年は、仙禽蔵元と紀伊国屋文左衛門蔵元が加わって、北は北海道から南は九州まで全国40蔵で展開されます)

明日からはRCの他クラブ訪問で福岡に行ってきます新幹線慌ただしい日々が続きますが、これも人との縁。人の繋がりを大事に、今年がよい年となるよう願いながら立春の日の朝に産声をあげたばかりのお酒で生まれたての春を一人で祝いました。

追伸…明日からのBlogは、先日行った井伊の国巡りを下書き予約してありますので、その記事を紹介していきます。帰省しましたら福岡の事はゆっくりと載せますので宜しくお願いしますパソコンバイバイ


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Posted by きくいち at 10:26│Comments(0)

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