2022年02月19日
悲劇再び…悪夢の最終コーナーで、また転倒
悲劇が繰り返されました
夕方行われたスピードスケート女子マススタート準決勝で前回18年平昌五輪覇者の高木菜那選手がまたも転倒で連覇を消滅させてしまいました
1回戦2組に出場。ポイントを奪えずに迎えた最終コーナー、先頭で滑っていましたが、またも転倒し、15人中14位で上位8人の決勝進出を逃した。15日の女子団体追い抜きでも、同じような最終コーナー出口で転び、連覇の可能性を消してしまっていました
選手村では団体追い抜きメンバーの4人が同部屋だったらしく、その中で4日前の悪夢を必死で乗り越えようとしていたようです。17日に1000メートルで高木美帆選手が金メダルを獲得すると、部屋は明るくなったようですが、それでも、妹の高木美帆選手でさえ「まだ整理は付いていない」と言うように、心のどこかにトラウマは残っていたようですから、転倒した高木菜那選手本人ならなおさらだったと思います。頭のどこかにコーナーで転んだ残像が残っていたのかもしれません…
高木選手のマススタート出場は、20年3月のW杯最終戦が最後。2年近くもレースから遠ざかっていたようで、決勝では一度に16人がスタートするマススタートは、他の種目と違い、駆け引きが勝負を左右する競技勝負勘が何よりも求められ、さすがのディフェンディングチャンピオンも、苦戦を強いられていました
「エッジングだったりとかでぶつかってしまったり、左脚が言うことをきかなくなっていた。ラストはもうなんか脚にきて転んだというより、スケートが持っていかれちゃった感じ」と語っていたように、予想以上に体力を消耗し最後は氷に嫌われてしまったようです
初代女王として挑んだ一戦。決勝後には悔しさを押し殺し、8位入賞を果たした佐藤綾乃選手を笑顔で出迎えた。連覇はならなかったとはいえ、懸命に戦い抜いた姿は記録よりも記憶に残るワンシーンとなりましたスケートの魔物にみいられた大会。真の笑顔を取り戻すことなく、試練の五輪は幕を下ろしたのです
夕方行われたスピードスケート女子マススタート準決勝で前回18年平昌五輪覇者の高木菜那選手がまたも転倒で連覇を消滅させてしまいました
1回戦2組に出場。ポイントを奪えずに迎えた最終コーナー、先頭で滑っていましたが、またも転倒し、15人中14位で上位8人の決勝進出を逃した。15日の女子団体追い抜きでも、同じような最終コーナー出口で転び、連覇の可能性を消してしまっていました
選手村では団体追い抜きメンバーの4人が同部屋だったらしく、その中で4日前の悪夢を必死で乗り越えようとしていたようです。17日に1000メートルで高木美帆選手が金メダルを獲得すると、部屋は明るくなったようですが、それでも、妹の高木美帆選手でさえ「まだ整理は付いていない」と言うように、心のどこかにトラウマは残っていたようですから、転倒した高木菜那選手本人ならなおさらだったと思います。頭のどこかにコーナーで転んだ残像が残っていたのかもしれません…
高木選手のマススタート出場は、20年3月のW杯最終戦が最後。2年近くもレースから遠ざかっていたようで、決勝では一度に16人がスタートするマススタートは、他の種目と違い、駆け引きが勝負を左右する競技勝負勘が何よりも求められ、さすがのディフェンディングチャンピオンも、苦戦を強いられていました
「エッジングだったりとかでぶつかってしまったり、左脚が言うことをきかなくなっていた。ラストはもうなんか脚にきて転んだというより、スケートが持っていかれちゃった感じ」と語っていたように、予想以上に体力を消耗し最後は氷に嫌われてしまったようです
初代女王として挑んだ一戦。決勝後には悔しさを押し殺し、8位入賞を果たした佐藤綾乃選手を笑顔で出迎えた。連覇はならなかったとはいえ、懸命に戦い抜いた姿は記録よりも記憶に残るワンシーンとなりましたスケートの魔物にみいられた大会。真の笑顔を取り戻すことなく、試練の五輪は幕を下ろしたのです
Posted by きくいち at 22:57│Comments(0)
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