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2020年12月18日

どじょうについて!!

自分は元気が無くてもしょんぼり店のドジョウ君は元気ですニコニコ
昨晩も注文があり人気者ですねにっこり注目
今日はそんな、ドジョウについてまるっまるとく

どじょうについて!!

ドジョウは、古くから庶民にとって重要な食料であっただけでなく、その滑稽で愛嬌のある姿や、腸呼吸などの変わった習性から、いろいろな比喩や諺、伝説などとして数多く残されており、身近で親しみの深い魚であることが伺われます。

ドジョウの語源…ドジョウは泥の中に生まれるので、泥生(ドロショウ)が転じてドジョウと呼ばれるようになった説と、ドジョウが土の中でも成長することから、土長(ドチョウ)が転じた説とがありますが、歴史的かなづかいが「どぢゃう」であることから、後者の説が有力ではないかと思いますひみつ

ど‐じょう【泥鰌・鰌】ドヂヤウ
(江戸時代にはしばしば「どぜう」と書いた) ドジョウ科の硬骨魚の総称。またその一種。全長約15センチメートル。体は長く円柱状。口は下面にあって、まわりに5対の口ひげがある。体の背部は暗緑色で、腹部は白く、尾びれは円い。淡水の泥の中にすみ、夜出て餌を探す。腸でも呼吸できる。

ドジョウの種類…日本に生息するドジョウ類は現在、ドジョウ、シマドジョウ、スジシマドジョウ、ヤマトシマドジョウ、イシドジョウ、アジメドジョウ、アユモドキ、ホトケドジョウ、ナガレホトケドジョウ、エゾホトケドジョウ、フクドジョウなどに分類されていますが、今後さらに種類が増えると思われます。

ドジョウの体形…ドジョウは泥や砂を掘るのに適した細長い体形をしています。こんな細長い体でも、胸びれ、腹びれ、背びれ、尻びれ、尾ひれの区別がはっきりしており、きちんと”魚”しています。

どじょうについて!!

ドジョウの口ひげ…ドジョウ類は口の周りにひげが対をなして生えています。ドジョウの種類により本数が異なり、ドジョウは10本でホトケドジョウ属は8本、その他は6本であります。口ひげや口の周りには、神経細胞が集まってできた味蕾という味覚器官があり、これによりにおいや味を感じています。

ドジョウの棘(きょく)…シマドジョウ属やアジメドジョウ、アユモドキには眼の下に棘を持っており、普段は眼の下の溝にしまわれていますが、何かに驚いたりするとピンと立ち上げ、防御に役立たせてるといわれています。

どじょうについて!!

ドジョウの呼吸法…ドジョウはエラ呼吸以外に腸呼吸や皮膚呼吸もする変わった魚です。腸呼吸とは水面で口から空気を吸い込み、腸を通ってガス交換を行い、肛門から排気するという呼吸法で、アユモドキやホトケドジョウ科を除いた全てのドジョウが行います。空気を吸い込むとき「チュッ」といった音がし、肛門から泡を出します。腸呼吸は水中の溶存酸素量が少なくなるほど頻繁に行われますが、このことが酸素消費量の多いドジョウを酸欠から救っているのであります。また、摂餌後にも行うことがありますが、これは消化の際に発生した腐敗ガスを排気するためです。ドジョウは空気中でも、体が濡れていれば長い間生きることができますが、これは腸呼吸しているからです。ドジョウは冬眠のため泥や砂にもぐっているときには皮膚でも呼吸します人差し指

ドジョウの浮き袋…底層生活を主とするドジョウ類は、浮き袋があまり発達しておらず、中層にとどまることが出来ずに、すぐ底に沈んでしまいます。それゆえ、泳ぐときは、沈まないよう忙しそうにひれを動かします。しかし、ドジョウ類でも、アユモドキとホトケドジョウ属は浮き袋が比較的発達していて、普通の魚同様、中層を泳ぐことができます上昇

ドジョウの繁殖…産卵期は春から夏にかけてですが、アジメドジョウのみは晩秋から初冬にかけて行われます。オスがメスの体に巻き付き交接するそうですが、水槽内では自然繁殖しにくく、人工授精を行うのが一般的ですおすまし


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Posted by きくいち at 09:24│Comments(0)旬の魚

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